こんにちは!奈良・京都・大阪の結婚相談所 de aeru 代表カウンセラーの巽です。
私は仕事柄、老若男女問わずたくさんの方々とお話をする機会があります。
お話をしていて、中高年でも「この人とっても魅力的やな!」と思わせてくれる方もいれば、若くても「なんだか老けてはるなぁ」と感じる方もいます。
見た目の若さとは違う、人間的魅力がある人とそうでない人。
みなさんは何が違うかわかりますか?
答えは1つだけではないですが、ここでは私が考える答えの1つをお伝えします。
それは、常に『ポジティブ思考』か『ネガティブ思考』かの違いです。
毎日良いことばかり起きればいいですが、人生そうはいきませんよね。
トラブルや問題も、誰にでも等しく起こります。
ただ違いは、それを「チャンス」だとポジティブに捉えているか、「トラブル」だとネガティブに捉えているか、で人生がガラッと変わるんです。
前者には目の前の出来事が常にチャンスの連続に見えていますが、後者にはただのトラブルにしか見えていなくて、それが癖になってしまうと、本当にチャンスが巡ってきた時でもそれがチャンスだとわからなくなってしまいます。
婚活においても人生においても、チャンスを掴む人は常にポジティブに前に進める人です。
婚活相談でお話を聞いていると、「もうこんな年だし」とか、「私なんかが選ばれるかな」というセリフを聞くことがよくあります。
年を取ると、目新しい経験を探して自分自身に挑戦することが昔ほどたやすく思えなくなる気持ちはわかります。
しかし、いつもそのセリフを聞く度に私は、「あぁ、チャンスは目の前に転がっているのに。心まで年を取る必要はないのになぁ。」と思うのです。
婚活に限らず、何かをはじめるのに遅すぎることはないのです。
あなたにとって今日が一番若い日です。
私は今年で46歳になりましたが、年を重ねるたびにポジティブに、新しいことにチャレンジするよう心がけています。
最後に、私がそう思うきっかけになった素敵な詩をご紹介します。
これを読んでいただいた皆さんの人生が、少しでも好転しますよう心から願っております。
青春(YOUTH) サムエル・ウルマン 作山宗久訳
青春とは人生のある期間ではなく
心の持ち方をいう
薔薇の面差し、紅の唇、しなやかな手足ではなく、
たくましい意思、ゆたかな想像力、燃える情熱をさす。
青春とは人生の深い泉の清新さをいう。
青春とは臆病さを退ける勇気
安きにつく気持ちを振り捨てる冒険心を意味する。
ときには、20歳の青年よりも60歳の人に青春がある。
年を重ねただけで人は老いない。
理想を失うときはじめて老いる。
歳月は皮膚にしわを増すが、情熱を失えば心はしぼむ。
苦悩・恐怖・失望により気力は地に這い精神は芥(あくた)になる。
60歳であろうと16歳であろうと人の胸には、
驚異に魅かれる心、おさな児のような未知への探究心、
人生への興味の歓喜がある。
君にも吾にも見えざる駅逓(えきてい)が心にある。
人から神から美・希望・よろこび・勇気・力の霊感を受ける限り君は若い。
霊感が絶え、精神が皮肉の雪におおわれ、
悲歎の氷にとざされるとき、
20歳であろうと人は老いる。
頭を高く上げ希望の波をとらえる限り、
80歳であろうと人は青春にして已む。
※芥(あくた)・・・腐ったりなどして打ち捨てられているもの、ごみ。
※駅逓(えきてい)・・・宿場から宿場へ荷物を送り届けること。
※已む(やむ)・・・終わる。「青春のなかで人生を終える。」